■ピエールこころの本音
前段でフェアトレードなんてカッコイイ言葉使ってみましたが、新しい素材を模索しだした切っ掛けは他のマクラメ作家さんとの差別化だったことは否定しません。
マクラメ作家さんの多くが「バックパックで世界一周してた中で覚えた」「石は現地で直接買っている」という中で、そんなエピソードも無く独学で始めた自分は埋もれていくばかりの人、そんな風に考えていました。
■ちょっと閃いた
そんな中でちょっとでも見てる方の印象に残るようなものを作りたい。そうして出てきたアイデアの中の1つに「使う人がほぼいない素材を使う」がありました。
ただ思っただけで、積極的に探したかと言われると…
もともとヘンプから始まり、綿紐を経てポリエステルの蝋引き紐にたどり着いた人なので、使う素材を選ぶのは抵抗なかったんです。
ただ、買ったけど思うように扱えず、しかも手に入るお店が限られていて欠品が多く…なんてこともあって、コレと言えるモノを見つけられずにいました。
■予兆
そんな中、エスニックなものが好きなピエール、そういうお店に行った時、たまたま目にしたのが今回手に入った新しい素材を使った商品だったんです。
そこは個人経営のコンパクトなお店でした。
これいいですね〜凄いサラサラでツヤツヤ〜なんてお店の人と話しつつ、これでマクラメ出来ないかな?と思い出した自分。
その時は確か、素材を使った完成品はあっても素材そのものはあまり見ない、みたいな返事だった気がします。
今回手に入った素材を使った完成品はそれ以降も何回か見かけたけれど、素材そのものを扱っているところは見つけられませんでした。多分、雑貨屋さんの買い付けって完成品が多いでしょうし、自分が何かを作る側じゃないと「素材を買う」という発想ってなかなか出てこないと思います。
それは仕方ない。
何となく、素材のことが忘れられないまま、随分時間が経ってしまいました。
そんなある日の雨上がり、凄い偶然に出会ったんです!
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