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ピエール、紐を語る(ナイロン)

最近マクラメ以外のものにも手を出してるピエールです。
えぇねん、色々やってった方が作品の幅が広がるんですよ。
トップ画像はオルゴナイトです。
3大ヒーリングストーンの1つと言われるラリマーを入れてて、ちょっとこれからの季節っぽくシルバー色メインで作ってみました。

■前書き

さて、密かに好評だった「マクラメを語る」シリーズを書き終えて、じゃあ次は何かなぁって考えてたら、ちょうど紐についての質問をもらう機会が増えて来た感じなんで、それならと紐を語るシリーズを書いてみようと思った訳です。

最初ヘンプ紐から入った紐石屋ですが、色味欲しさ故にアレやコレやといろんな種類の紐に手を出してきました。

今はさらっとそこらで手に入るがの、
わしがマクラメやり始めた頃にはそりゃあ紐を探すのが難儀での、
ネットでアメリカのサイトをあたったり、
フランス行って何故かドイツ人から買ってみたり、
ここの紐ならどうだと試してみたりしての。
そうして、気付けば5種類、細かくすると7種類の紐を使い分けられるようになったんじゃ。

…ゴフンゴフン

それぞれの紐で特徴や結びっぷりが変わってくるので、作る人はこの紐どうよってなった時の参考にしてもらえたら幸いです。
作られたものを買う方は、こういう質感のがあったらいいんだけど、という時の参考にしてもらえたら幸いです。

■ようやく本題

ということで、初回は「ナイロン」です。
メジャーどころのポリエステルにしようと思ってたけど、さっき「こんなん作ったよ〜」って写真撮った分(トップ画像)の紐がナイロンだったので(笑)

「マイクロマクラメ」って言われる分野の人達の多くはコレを使ってるんじゃないかなぁ、と思われる紐です。
マイクロの文字通り、細身の糸が手に入りやすくて華奢で繊細なデザインのマクラメが作れます。
自分が使ってるメーカーのは0.4mm〜1.2mmと、確か4種類くらいの太さが選べます。

…日本で売ってるんでしょうか。
イベントで売られてるのは見たことありますが、店頭では見かけないです。自分はいつもアメリカ直輸入で買ってます。

■特徴

なんと言っても目を惹く光沢でしょう。
蝋引きのポリエステルだとちょっとマットな仕上がりになりますが、ナイロンだと見た目がきらびやか!…になってる気がします。
上品さは出てきますね。紐を使うとどうもエスニックっぽくなってて、そこまでそういうの好きなわけじゃ…って人にも無理なく進められる質感があります。

■作り手目線

1回結んだらそこで終了!
意外と結び目は戻らず収まってくれるんですが、そこから絞められないです。蝋引きかそうでないかの違いもあるかもしれません(蝋なしを使ってます)。

あと、結ばないところと結ぶところと…とある場合(ビーズの周りに紐を回してから結ぶブレスレットとか)結び始めでよく結び目が戻ります。

↑こういうデザインの。石を入れた次がなかなかカッチリ結べないです。

なので、タッチングや巻き結びでみっちみちに結んでいくのが好きな人にオススメです。

強度は…ちょっと調べてみたところだとポリエステルとの違いはなさそうですね。作り進めていても縒りが取れてこないのは嬉しいです。

■難点

くさい(笑)
や、なにもしてない状態でのにおいは全然ないんでご安心ください。
ナイロンも化繊なので、ライターの火で焼き止め出来るんですけど、その焼いてる時が結構においます。
ただ、淡い色の紐でも焦げにくく黒くなりにくい印象なので、よく紐を燃やして溶かす人にもオススメ出来ると思います。
(ちなみに、ナイロンに限らず、「燃やさずに溶かす」と焦げにくいですよ)

そんな感じで、他の素材もつらつらと書いてみようと思います〜

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