ずっと心の内にしまっておこうと思ったんですけど、ココ最近自分でもビックリするくらい語らせろってテンションになってきてるんでしばらく語ってみます。
新素材と言っときながら多分その紐の事は出てこないと思われます(笑)そんなピエールの心の内。
■フェアトレード
手作り始めたのとほぼ同じくらいのタイミングだったか、「フェアトレード」という言葉が流行りだしました。今でもエシカル消費とか、言葉を変えて出てきてるやつです。
少しでも生活レベルを上げようとしていたり、少しでも現地の人が「良いもの」を作り続けられるように支援されてたり、少しでもブラックな職場から離れられるように奮闘されてたり。そんな方達に少しでも多くのお金が届けられる仕組み、そんな風に捉えています。
■看板とその現実
フェアトレードを看板に掲げ、展開されているブランドを知る一方で、自分には何が出来るだろう、と暫く考えてました。
世の中はシリコンゴムのブレスレットを買うとワクチンが必要な人に届けられる、っていうのをしていて、それに対して自分は1日身に付けてゴミ箱に捨てて、またいいな〜って思ったら買えばい
い。
そうすればそれだけたくさんの人にワクチンが届くでしょ?なんてちょっと乱暴な考え方をしていました。
そして、手作り市とかに出て時折見かけるフェアトレード製品は悲しい価格で何に使うの?っていうくらい実用性のないアイテムが多かったです。
あくまで主観ですが。
安くなくていいから、使えるもの、身に付けられるもの、見て楽しめるものを出してほしい。これが暫く自分のフェアトレードに対する気持ちになりました。
実際、フェアトレードという看板の裏でアンフェアなことをしているケースもあるようで。
■だから自分は
そんな中で自分が出来ることはなるべく生産者と近いところにいる人から直接買うことでした。
例えばコーヒーとか、服も生地の生産者の姿が見えてるところから、最近は天然石もカボションを作ってるところから買ってます。
ただ単に「フェアトレードやってます!」と主張することに集中しているショップはなるべく避けつつ…。
手元にあるもの全部が全部そういう製品ってわけでもないですし、フェアトレードでも例えばカバンとか、既に持ってるので充分だったり、趣味が自分と違うものは買わなかったりしますけど。気に入って、手に入りそうなところからやっていってる感じです。
折角インターネットってツールがあるんですもん。
その気になればそこら中から情報集めますよ。
■エシカルを自分のアイテムに
先述の通り、天然石のカボション(穴なしの石)は結構前から直接現地で作ってるところから仕入れてることもあり、そういうエシカルな部分を自分の作品で使えたらな〜とは思ってたんです。
作ったとして「これを買ったらあなたも世界に貢献出来る!」みたいな主張をする気はなく、あくまで手に取ったり画像を見たりしてその人が「いいな〜」って思ってもらえる気持ちを重視していました。
■次の一歩
一方で、もう少し現地に近いところにあるもので、マクラメに使えたら、その時は「フェアトレード」って言ってもいいかな〜なんて思ってて、そのぼんやり頭でとある雑貨屋さんに入って出会ったのが今回の新素材だったんです!
続きはまた次の機会にでも…(笑)
+-+-+-+
紐石屋ネットショップはこちらから
毎月第4土曜日10:30~12:30、近鉄文化サロン阿倍野でマクラメ教室開催中!
見学や体験教室もできますよ♪
1 thought on “ピエール、新素材の紐を語る 秘め事”
コメントは停止中です。