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作り続けるポイントを考えてみた

ホームベーカリーに夜中起こされたピエールです。

「~が苦手」とか「~が続かない」とか嘆く人が多い自分の半径5メートル、ちょっと「続ける」について考えてみました。
まぁ、敢えて苦手なものに取り組めとか根性でやれとかそういうのは言いませんが、やりたいと思ってることをちょっとでも数やれるためのコツみたいなのをマクラメ歴がそろそろカウント出来なくなったピエール、書き出してみようと思います。

昔はわしも続かなかったもんよ。

いきなりそんな一言を飛ばしてしまいましたが、マクラメ始めるまでホント何か始めても続かなかったんです。
それが今では、1日中結び続けてマクラメアクセサリーを作りーの、冬になれば手編みのセーターを作りーの、最近では自炊も週半分以上してまっせって状態になってるんです。
我ながらよくぞここまでこれたもんだ(自画自賛)

「ちょっと」やってみる

で、続けるための第一歩、やり方を覚えるための第一歩、それは「ちょっとの時間で出来ることやってみる」
紐石屋ピエールのマクラメの第一歩は30分くらいで作った、ねじり結びと四つ畳みの直線ストラップでした。
選びに選んだ本の中で一番カンタンそうに見えたのがソレで、作った結果四つ畳みは難しく感じたもののねじり結びは作れそう、ということでねじり結びを使った他のアイテムを本から探して作っていったのでした。

何が出来たらいい?

何かを始めるにあたって、この「何が出来たらいい?」が自分の中では重要なことに気付きました。
例えば、料理してると「もっとこう、色んなの作れないのかな…」なんて思ったりしていたのですが、じゃあ「どんな料理が出来たら自分は満足なの?」と。

フレンチのフルコース?
料亭の懐石料理?
アメリカンのごついステーキ?

あー、何処目指してるんだろうな?とレシピサイトをグルグル見てると、大体のモノはフライパンを振って作られている「焼き」料理なんですよね。乱暴に言ってしまえば「野菜炒め」の具材や調味料を変えると色んな料理が出来上がるんですよ。

そんな感じで、もっとこう、何か凄いのを…と思ってる場合は凄いのを作りたいってレベルになってきているのをまずはOKして、他の人はどんなのを作ってるのか探してみましょう。
今の時代はいいですよ、グーグルの画像検索とかで一発終了ですから。
ちなみにマクラメで言えば、どんな凄い作品も大体「巻き結び」と「タッチング」で作られています。なので、「え、それだけ?」と思うかもしれませんが、その2つをごにょごにょすれば凄い作品が出来上がるんですよ。その2つのテクニックをどう使っていくか、これがキーになったりするわけですが。

やってはいけない

手芸関係の本とか見ていたら、綺麗だな~凄いな~って思う作品いっぱいありますよね。
ただ、「綺麗なのは難しい」。
自分の中で「見た目綺麗な料理は食べにくい」という法則があるんですが、それと一緒ですね。
「見た目綺麗な作品は難しい」

綺麗だからこれを作ってみよう、そんな風に思って未知の世界に飛び込んだ人で続けられてるのを見たものは誰もいない…。のかは知りませんが、自分が出会ってきた人で「綺麗」から飛び込んだ方は大体3か月後には止めてます。

「綺麗」基準で飛び込みたい気持ちは分かります。なので、その「綺麗」を作るのは「いつか」。
とりあえずシンプルなのから始めてみましょう。
自分ダメだー!!ってならないためにも。