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「教科書どおり」は悪くない

最近、ホームベーカリーをゲットしたピエールです。

長い間週末はパンを全工程手で作っていたのですが、こういうのに頼ってもいいのかな、と思いまして。

あ、教科書の話をしていて何でホームベーカリー?って思われた方も多いかもしれないです。
こういう「新しいことをする」ときに教科書どおり(説明書どおり)にやってみるって言うのも悪くないな、というよりむしろ良いかもと思いまして。
これはマクラメとか「手習い」全般にも通じるな~と思って書いてみた次第です。
そこに、実体験を当てはめてみたのが今回です。

自己流

パンを焼くときに、いつも入れてる添加物って言うのがピエール流パンにはあるんですよ。
添加物の本来の意味は「作る上で入れなくても出来る、本来必要のないもの」を言う訳ですが、自分の場合は「ソイプロテイン」「シナモン」「米粉」と、たまのドライフルーツがそれにあたります。

それらを投入してポチッとボタンを押して出来上がったのが左側です。

え、マジで?
こんなに膨らまんモンなの?
って思ってネットで調べたりして、今度は説明書どおりの書かれているもの以外全く入れないで材料投入して、焼き上がりをネット情報を元に設定したのが右側です。

教科書どおり、凄いと思いません?

いきなり自己流でやっても挫折するだけ

自分も昔は、自己流で通していかないと!みたいな謎の決まり事を持っていたんですが、何かを始めるにあたっていきなり自己流は挫折するもとだな~なんて最近思います。
今回のホームベーカリーだって、説明書どおりに作る経験をしなかったら「損な買い物をした…」なんて思いかねないですし。っていうか思いかけてましたし。
マクラメを今まで続けられているのだって今は、最初に作り方本を買ってそれを見て作ったからだとさえ思っています。
「本来こういうモノ」みたいな型を知ってから、少しずつ自己流を入れて試行錯誤していくのがいいのかも、と思っています。

ちなみに、このパンの次に自己流の材料を入れたらまた左側の状態になっちゃいました。
少しずつ、少しずつ、ですよ(教訓)まず、正解を知ってからそれを少しずつずらしたり、また正解に戻していったりを繰り返していくことで「ここまでなら大丈夫」「ここを外すとあんまり良いのできない」という線引きが出来てくると思うんです。

その線引きが出来たら、もう実は「そこそこ出来る人」になっているのかもしれません。