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作るなら質より量だ!という人の話

量より質か質より量かというのはよく耳にする話ですが
そんな中でも何かを続ける上で重要なのは「質より量だ」と考えるピエールです。

量を作っていって「手が慣れた」頃に質を追い求めていくのが良いと考えています。
だって、いきなり質を求めたら手が動かなくなりますもん。
自分がその典型みたいな感じでマクラメ始めるまで一切の手芸と言われるものは「苦手」って言ってましたからね。

初めて編み物したらいつの間にか編み目は増減しちゃいますよ。
初めてですもん。
何かを縫うにしても、暫くやってなかったら忘れちゃいますよ。
暫くやってないんですもん。
たまにフランス語聴いて、ハテ何を言ってるのかってなっちゃうときはありますよ。
見聞きしてないですもん。

そんな状態でも「質が良いものを」「一発で綺麗に作って!」「言い間違えなし!」なんてやってて、出来ますか?
自分は難しいし、続かないな。

例えば、ピアノを習うときにソナタから始めるみたいに
例えば、編み物を始めるときに編針の持ち方を習うみたいに
最初に押さえておいた方がいいことはありますよ。
そこさえ押さえていれば、あとは汚くても間違っても作り進めればいいんです。

エレクトーン習ってて、ソナタ的なものをやらなかったために
いつまでも運指が下手で演奏も下手だったピエール、そこは言います。

マクラメで言うなら、運手さえ気を付ければ後は量産していくだけな訳ですよ。

質に不満を持つような出来上がりになったら、こう思ったらいいんです。
「次はここをこうしよう」
思ったらあとはやるだけです。