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ピエール、マクラメを語る(難易度を決めるもの)

マクラメを語るシリーズで何か書き忘れたなーと思ったら、何が簡単なのか難しいのかって話をし忘れていたのでした。なので、久しぶりに語るシリーズ書いてみます。

■はじめに

マクラメを始めるにあたって、ねじり結び、四つだたみ、巻き結び…とざっくりそんな順番で行けばいいよという話でしたが、何故その順番なのか、何故ぱっと見、難しそうなフレーム結びは初心者でも作れるのか、そこら辺の「教え始めて分かったこと」をつらつら綴ってみます。

アーカイブはこちらっ↓

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始めるなら編1
始めるなら編2
いきなりやっちゃう?フレーム結び
忘れちゃいけない四つ畳み
第二関門巻き結び
タッチング
平結びと四つ編み
さあやってみよう
+-+-+-+-+
教える機会や場所を提供してくださった方、
習いに来てくださった方への感謝の意を込めつつ。

■まずは前提条件

前提条件って書くと本職気分になってしまうんですが、他にいい言葉を見つけられず…
という訳で、マクラメを作っていく上で、そしてこれから語る上で前提になるのは「軸になる紐」と「結ぶ紐」のざっくり2種類の紐が登場する、ということです。ねじり結びでも、真ん中に1本ただ真っ直ぐなままの「軸になる紐」があって、その周りを「結ぶ紐」でかた結びすると出来上がります。
ちなみに、この軸になる紐と結ぶ紐の色を変えると、どれとどれを結んでいけばいいかわかり易くなります。ご参考までに。

■お前はもう、答えを見ている

そう、トップ画像に答えがあるんです。
なんかわかり易いの…と探し出したブレスレットと作りかけのフレーム結びを使ったこれもブレスレットになる予定の紐たち。どっちも単色だし、色濃いのはご愛嬌、というかすみません。

左側がフレーム結び中のもの、右側が巻き結びのものです。巻き結びとかタッチングを覚えてそこそこ時間が経って気付いたのは、「軸が模様を作る」ということです。左側の画像は縦に2本軸があって、そこに結びつける形でタッチングをしていってるんですね。で右側の画像も軸の軌跡がダイヤ型になるように結びすすめるとこういった出来上がりになるという。
つまり左のフレーム結びは軸がずっと一緒で、右の巻き結びは何回か結ぶと変わるんです。

■ホメオスタシス

ホメオスタシス、濁音もッもないカタカナを読むのが苦手なピエール、最近ようやく読めるようになった言葉です(笑)
いきなりなんやねんって、恒常性…って要は「軸の紐」がずっと変わらない方が簡単(=フレーム結び)で、「軸と結ぶ紐を持ち替える」もしくは「軸と結ぶ紐が入れ替わる」ことが多くなるとか、不規則に入れ替わるとかなると(=巻き結び)、難易度が格段に上がります。教える側目線で言うと軸と結ぶ紐を持ち替えることについて、混乱するか否かでその人のレベル感が分かります。

巻き結びでも比較的簡単に作れるパターンはあるんです。

↑こういう「斜め巻き結び」と言われるものですね。
このパターンはひと結びする毎に結ぶ紐が変わります。一方で軸の紐はずっと左手で握ったままです。左端まで結び終わると軸を右手に持ち替えれば、また軸はずっと握ったままです。
そんな感じで、軸か結ぶ紐どちらかが変わらないパターンだと巻き結びも難易度は下がります。

…ついてきてますか?

もしついてこれてない場合は、斜め巻き結びのブレスレット5本くらい作ってみてください(笑)

■どうすりゃいいの

軸の紐を持ち替えたり、結ぶ紐を持ち替える頻度が高い結びが巻き結びで、それが出来れば格段にマクラメが楽しくなってきますし、デザインの幅も一気に広がります。でも、関門扱いするほど難しい結びでもあります。「紐を持ち替える」ことに慣れるにはどうすりゃいいの?

それはね…
あ、そろそろスマホのバッテリーがアレなんで次の機会に…(笑)
次回をお楽しみに♪

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